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12月, 2010の投稿を表示しています

クリスマス

クリスマス、毎年うちは伝統的な丸焼きターキーではなく、シーフードです。クリスマスといえば、日本ではディナーで祝う感じがありますが、こちらではランチで盛大にします。なので、夜は何も食べれないくらいおなかがいっぱいというのが通常です。 毎年クリスマスは、シドニーから義妹家族がパースにやって来るか、私たちがお父さんお母さんと一緒にシドニーへ彼らに会いにいくかが、代わる代わるになっています。 3年前のクリスマス。 プレゼントは子供達だけにではなく、大人にも与えられます。つまり物々交換するということ。 本式ですと、プレゼントは枕元ではなくツリーの下に置くようになっています。 いずれにせよ、子供達は24日、クリスマスツリーの下に並べられたプレゼントが気になって仕方ありません。私の二人の甥は、25日の朝4時半に待ちきれずに起きたそうです。そんな理由で、私たち夫婦も朝7時半に義妹家族が滞在している両親の家に来てくれと言われ向かいました。大人はランチを食べ終わった頃には皆クタクタでした。とにかく元気いっぱいなのは子供達だけ。 芝生に埋まった自動水やり機で水遊びが始まりました。 「お父さん、なんでうちにはこれないの?僕の家にも欲しい。」 皆がそれを聞いて笑う。だってそんなもので遊ばなくても、彼らの家にはプールがあるんだから! ゴーグルを付けるところが、なんとも茶目っ気があります。西洋の子供たち、かなりお茶目です。 自転車用のヘルメットまで被り出すんですからね。それにしてもこの表情がにくめない。。 なぜかこのしぐさ専門。 二人のうち、弟の方はなかなか人間にユーモアなセンスがあります。 シャイで’おっとり’としているんだけど、ノリのいい音楽が流れると、頭を振って自然にリズムに乗る一面もあります。お兄ちゃんとの違いは、大の音楽好き。特にマイケルジャクソンの音楽が好きらしいんです。 最近、観に行った何かの映画のエンディングで、マイケルの音楽が流れたそうなんですが、彼は急に立ち上がり、上の画像のように一差し指を立てて、手を振りかざし踊り始めたらしいです。一緒にいた主人は、前の席に座っていた子供の頭を突きそうでヒヤヒヤしたと言っていました。 そんな弟が私に選んだというブレスレットのクリスマスプレゼント。 彼にはめちゃくちゃ高価な宝

イタリアに恋した料理本

今日は芸術的な料理本に出会いました。 今日は百貨店でこんな料理本を見つけました。' COOK LIKE AN ITALIAN'- ’イタリア人みたいに料理して’。 日本語に訳したらこんなにダサくなりました。。。 昨日、家の近所の書店で60ドルの値段がついていた 高級料理本。それが今日、シティにある百貨店で見たら、なんと35ドル。思わず、”え!?同じもの?”なんて疑ってしまうほどの値段差です。 近所のスビアコという町は、パースで最もファッショナブルな町と言われており、特に高級嗜好でおしゃれな人々が買い物に来る町なので、何でも結構高いのです。パースの人達の間では、「あなた、いい物が欲しかったらスビアコよ。」なんて会話でも交わされているんでしょうね。かなり洗練された町として知られています。 都市ごとに、町の思い出と写真、レシピが綴られています。 これはローマの紹介ページ。 それにしても、本の中身はとてもアーティステック!うつくしすぎる料理本なのです。 旅の本と料理本が一緒になったみたいな構成になってます。ため息が出るほどうつくしいイタリアの写真とともに、イタリア全土の郷土料理が紹介されています。パスタ以外のイタリア料理が多いです。 そう、イタリアやフランスへの憧れ、日本人だけでなく、オーストラリア人も結構強いんですよ。 シェフはメルボルン生まれ。イタリア人みたいに生活がしてみたくて、イタリアに住み、都市から都市へ郷土料理を求めて、地元のトラットリアやリストランテに足を運びました。 本の文字のレイアウト、字体、色彩、本の紙質にいたるまで、この上なくイタリアンな本です!何十年たっても、古くさくない料理本と言えます。なにせ、もうすでに古びた感じが出ているんですから。そこがまさにイタリアのイメージそのもの。イタリアのほとんどの町がルネッサンス期から時が止まったままなように、この本もそんな同じような味が出ています。 パルマの紹介ページ。 日本でも知られている’パルメザンチーズ’や’パルマハム’はパルマ発祥です。 シンプルな材料で、最高においしい本物のイタリア料理の作り方を教えてくれます。 イタリア料理は決して味付けをいじくらないんですね。見た目もソースに絡まったような瑞々しい雰囲気の料理はほとんどなく

木の葉と枝を使ったアレンジ

私はもともとお花が大好きで、週末になると野菜を買いにマーケットに行くんですが、その際、10ドルくらいまでの花束も探して一緒に買ってきます。 花にもよりますが、結構ここオーストラリアって花が高いんですよね。ただ、バラの花束は、マーケットやスーパーでは日本で買うより安い気がします。葉がぎっしりと付いた大振りのピンピンとした元気なバラが8本から10本くらい束になっていて、10ドル(800円ちょっと)のときがありますから。 毎週花を買うのも主婦としては経済的に大変なので、ちょっと工夫をこらすことにしました。  今日は朝一番に庭に出て、こんなことをしました。特にかわいい葉っぱをつけた木を探して、伸びた枝部分をハサミで長い目に切りました。同じ木からではなく、数種類の木から2、3本切り取って、無造作に花瓶に挿してみました。 そのなんとも自然に育った緑の葉のうつくしいこと。枝もあちこちに向いて、まとまりが悪いけど、それがまたナチュラルな雰囲気をさらに醸し出してきれいなんです。 さわやかなキッチンにぴったり。暑くても、水が腐ることなく長持ちします。 ちなみに一番大きな葉のものは、ハイビスカスです。 豪華なお花が付いていなくても、趣のある青々とした葉っぱを束ねただけで、こんなに新鮮できれいなんて新発見でした。 お花が長持ちしない夏に向いてる演出かもしれません。 まだまだ改造中の庭の一部です。 ところで今、義妹家族がパースに遊びにきています。早々ともうクリスマスホリデイに入っているんですよ。私は去年、この時期に日本へ里帰りしていて、2年振りに会いました。子供達も大きくなって、お行儀も良くなり(?)可愛らしいです。

本格的な夏到来。’暑い!’

久しぶりなんですが、ぶらりとパースの夕暮れのビーチを眺めにいきました。 パースにある海は、ちょっぴり浸かって泳がせてくれるような、なまやさしい穏やかな海ではありません。インド洋に面した海岸線が延々と南北にまっすぐに伸びていて、入り江もなく、風を遮る高層ビルのようなものもありません。なので年中風が強く、波が高いです。本格的なマリンスポーツを楽しむ人に最も適した海といえます。 ビーチに行くと、海やサンセットがきれいばかりでなく、道行く若者のファッションも開放感に溢れ、これぞ真夏のオーストラリアという情景がたっぷり味わえるのも魅力のひとつです。 しかし私がこのビーチに来るときは、夕方ビーチ近くにあるピッツアをお持ち帰りするときだけです。日中はビーチを直視できないほど日差しが強いし、先にも言ったように風が異常に強いので髪が散らかってすごいことになってしまいます。海で遊ぼうという目的を持たずにただ歩いているだけでは、そうも楽しいものでもありません。 でも今年は久しぶりに、このビーチの何倍も美しいロットネストアイランドに行って泳ぎたいなという心境です。 海で遊んで食べたあと、ゴミを持ち帰らない、ゴミ箱にも捨てない、という最近のパースの若者のマナーもちょっと気になるところ。こんなに人が少なくてきれいな海岸、世界でも珍しいのに。 話は変わって、今日は移動式のエアコン2台と、この扇風機を買いに行きました。パースの夏がそろそろ本格的な猛暑の時期に入ってきたからです。 ところが、どれも稼働させると音が猛烈にうるさくて驚きました。実は私がこの扇風機を買った理由のひとつに、インテリアとして気に入ったからというのがあります。なんとなく、置いているだけで涼し気だし、高さが150センチくらいあるのでスタイリッシュな感じもします。今は細長いスタンド形の羽が内部におさまった扇風機がよく出ているみたいですが、家電製品でも、昔からのクラッシックなスタイルはインテリアに外せません。これは全てステンレス製のメタルで出来ています。いわゆる工場とかによくあるやつ? 風量ですが、一番弱いのにセットしても、日本の扇風機の一番強くらいにあたります。まぁ、うるさくても見ているだけで幸せなので満足です。 サラダほうれん草をたっぷりのせて 先日は家でピッツアを作りました。自分でピッツアを

ちいさな寿司パーティー

  先日、義父母を夕食に招きました。義母の好きな黄色のバラを用意して待っていました。 しばらくは引っ越しの片付けでバタバタしていましたが、最近は落ち着いてきたので、週に1回程度、ふたりを夕食に招いています。義母も毎週土曜日にミートスパゲッティを必ず作るので、私たち夫婦を招いてくれます。 この日の夜は、巻き寿司とミニちらしをセットにしました。写真にはありませんが、少し肌寒い夜だったので、にゅうめんも出しました。ミニちらし寿司のトッピングですが、我が家で育てた青じそにハム、アボカド、ごまです。青じそがすし飯にマッチして爽やか。ごまの風味も後を引いて美味しいと好評でした。   義父母とは3年間一緒に暮らしていたので、特に義母からは、主婦としてたくさんの事を目で見て学んだ気がします。キッチンの整理整頓の仕方も義母のマネをしていたら、自分で言うのもなんだけど、今では食器棚の引き出しから、食料棚の整理整頓まで”おてのもの”になりました。今までは一番私が苦手としていたことなのに、今はそれをするのが楽しくて仕方ありません。賢い姑に仕えることができてよかったと、改めて感謝しています。 これからもいい関係を続けていきたいから、時間が許す限りふたりを家に招いて、皆で楽しく過ごしたいと思います。義父は日本食の大ファンなので、私がいなくなってから恋しいのではないかと心配していました。ところが、義母はオリジナル日本料理をあみ出しているとか。実はずっと料理嫌いだった義母なのに、最近は色々な料理に挑戦していると義父から聞きました。 旦那曰く、お母さんは私に料理の影響を受けたと。ならば私は、お母さんから整理整頓の影響を受けたと言えます。 前と変わらず、この日も楽しい夜でした。 帰りはお母さんにこのバラをプレゼントしました。

ワークスペース

先日、日本の母とスカイプをしていて、「家のそれぞれの部屋を見せて欲しい」と言われたので、昨日家中の写真を撮りまくり、メールで母と義姉に送りました。 今日はそのうちの私のオフィス兼ワークスペースをお見せします。まだ壁などはちゃんと飾り終えていませんが、デスク上はあくまでも仕事場なので、仕事をしやすいように、これ以上物を置かないように注意(!)しています。 ところで、昨日は家にある特大のポスターを額に入れてくれる額屋さんを旦那と探していました。中サイズのポスターなどは自分で額に入れていた私も、さすがに特大のポスター7枚となると大変ですし、時間ももったいないのでプロに頼む事にしました。 今後私たち二人が長時間過ごす事になるこのスペースは、機能的であって楽しくなければいけないと思うんです。来年旦那は社会人大学生ということもあり、勉強と仕事を両立しなければいけません。そういった意味でも、ふたりで空間作りに頑張ってきました。額が出来上がる来週には、この部屋もさらに個性を増すことでしょう。楽しみです。 前にこのブログでお見せした 古いポストカード ですが、このように壁に吊るしています。カラーのポストカードを混ぜると、壁も少し元気がでた感じがします。 この前ある書店で、どれも古い年代に描かれたと思われるイギリスのロンドンの街並や国旗、エリザベス女王のイラストポストカードの4枚セットを見つけ、とても気に入ったのですが、値段がわりと高くて現在も買おうか考え中。 ちなみに、この吊るし型フォトフレームはIKEAのものです。

きつね、3日目。

とうとう今日できつねうどん連続3日目。最近なんだか12月にしては異常に寒い日が続いていたので、うどんをしようと思い、日本のスーパーで3枚入りの’うす揚げ’を買いました。それぞれ半分に切って6枚、甘辛くうどん用に煮詰めました。もちろんダシも自分でとって、薄口の関西風に仕上げてます。自分で言うのもなんだけど、自分で作ったうどんが一番あっさりしていて口に合いますね〜。そんなんで、毎朝きつねうどんが朝食になっています。寒い朝に体がしっかりと温まるし、一味唐辛子の代わりに使っているケインペッパーがすごく辛くて汗まで出てきます。 残りの’揚げ’は冷凍して、またきつねうどんをしてもいいけど、これから暑くなったら食べるかどうか分からないので、今の寒いうちに全部食べようと思います。旦那はさすがに一回で十分だったみたいです(笑)。 それにしても、先月の中頃はうだるような暑さだったのに、今頃急にこの寒さ、一体どうなちゃったの?まるで北半球にいるみたい。。。けど今のうちに寒さを楽しんでおこう。この先、絶対恐ろしいほど暑くなるから。 この前、ランタン風のキャンドルホルダーを買いました。ずっと私の好きなキッチンに飾っています。どの部屋にいるより、キッチンに立っている時間が一日の中で一番長いんです。キッチンにベッドか布団敷いたら寝れるくらい落ち着きます。 とにかく台所の用事が済んだら、こんな感じでキャンドルやランプはつけたままにして、真っ先に電気は消しています。これで今日の私の炊事は終わりという”しるし”か、けじめみたいなもんですね。その後は完全な癒しの時間です。映画を観たり、ミルクティーを飲んだりするのがほっとします。 ちなみに私の一番好きな映画は『スパイダーマン』です。クモの巣模様のマスクに、赤とブルーのヒーロースーツ、一番格好いいスーパーヒーローとおもいます。