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3月, 2009の投稿を表示しています

WANTED

水彩画で濃く影を入れるのは、結構難しい〜と今回思いました。 というのも水彩絵の具の特性が、こういう絵の場合、逆に作用して、にじみやすくムラができてしまいます。 私はもともと淡い色合いや線の細い絵があまり好きではなく、はっきりとした線(太い線)の絵を好んで描いていますが、今回は非常に難しく、反省点もあり勉強になりました。実は描いている途中で、これをくるくるとまるめ、ドアに投げつけてやろうかと思ったほどです。私の激しさがわかるでしょう?ははは。 ですからこの絵をじーっと直視しないで、少し目を細めるか、遠くから見てくださいね。(笑) ちなみにこれは映画『WANTED』のポスターからですよ。でも全く同じ物は実在しません。 この背景とこのアンジェリーナ ジョリーは、私が映画の2枚のイメージ ポスターからドッキングさせたものですので。

CIRQUE DU SOLEIL - シルク ドゥ ソレイユ

昨夜行ってきました。 『CIRQUE DU SOLEIL』。 パース最終公演でした。世界中で公演されているようです。 http://www.cirquedusoleil.com 私が観たのはDRALION。 全体的な見た目の印象としては、東洋と西洋が融合されたアクロバティックなサーカスショーです。(動物はでてきません) 内容はライブ演奏をバックに大道芸、ダンス、アクロバットが次から次ぎへと目の前で繰り広げられます。(出演者、細かな内容は公演のテーマによって違うようですが) ショーそのものはもちろんですが、舞台セット、衣装、音楽なども見ごたえ、聞きごたえバッチリです。日本だとスピーカー等の機器がいいので、さらに音響がいいのでは?とも思いましたが。コンテナーが場外にたくさんあり、もしかするとスピーカーもコンテナーで持ち運んでいるのかもしれませんが。でも誤解しないでくださいね。それでも音響はすごくよかったです。 とにかく見ていて口から出るのは「こわ〜。すご〜。」の連発だったような...人間の極限の集中力には目を見張るものがあります。その姿が本当に潔く、うつくしくて感動しました。皆ぜい肉もなく、私もこれからもっと運動をしようという意欲に駆り立てられました。 もし行かれるのでしたら、ぜひより舞台に近い席をおすすめします。 (ただし前五列目くらいまでは、空中ショーのあいだ首をかなり上に向けないといけないようです)

Elizabeth Taylor

Elizabeth Taylor in her dressing-room during filming of ivanhoe in 1952. <1952年、映画『黒騎士』撮影中の楽屋でのエリザベス テイラー。> James Dean leafs through a copy of Look  magazine, featuring Elizabeth Taylor, who is asleep beside him, on the cover. <エリザベス テイラーが表紙の『Look』誌に目を通すジェイムス ディーンと、その横で眠っているエリザベス テイラー。> 私の好きなジェイムス ディーンとの、これ幻のショットですね!男女だけど、こういう関係ってうらやましい。友情ですね。 "You find out who your real friends are when you're involved in a scandal"- Elizabeth Taylor ”スキャンダルに遭ったとき初めて本当の友達が誰なのかがわかるわ。”- エリザベス テイラー

パースでの暮らし その3-贈る言葉編

私は世界中どこにいても手紙をよく書きます。時間が許す限り気が付けば書いていますし、とくに嬉しい事があったときや、相手に感謝の言葉を伝えたい時には必ずすぐその場で筆をはしらせ、遠くにいる人にでも、近くにいる人にでもその時の素直な思いを手紙に込め、(郵便に)託します。 そういったことから、私自身もよく手紙を受け取ることがあります。今日も1通の手紙を今年で90才になるご婦人から受け取りました。このブログを読んで下さっている方の中で”え?なぜ?”と一瞬思った方もいらっしゃると思うので、ここで少し説明を加えますと、私の母は36年間現役で商売をしていまして、このご婦人は商売をする母の傍ら、奥の方で眠っていた赤ん坊の頃からの私を知ってくださっているお客さんの一人です。実はそういう方が母の店には少なくありません。ちなみにこの上にある手紙とはがきは、パースに来てから私がそういった年配の方々や友人から受け取ったうちのほんの一部です。 手紙って、こんなことを言うとおかしいのでは?と思われるかも知れませんが、ちゃんと生きているんですよ。 送る側が手紙を書いているその瞬間の、そのときの気持ちが手紙の中に生きたまま、受け取る側の元へ届きます。 私にとって、相手方の素直な心をしたためた手紙はなによりも嬉しく、心に潤いをもたらせてくれます。たとえ達筆でなくとも、そんなことは個人の思いを伝えるには全く大事ではないのです。手紙でなによりも大切なのは、伝えたいその心と素直な思いをしたためることだと私は思います。 そのご婦人もそうなのですが、皆が国際郵便として住所をローマ字で書き、わざわざ郵便局まで出向き(もしくは誰かへ託し)送ってくださったということを思い描くだけでも胸が熱くなります。 今日は贈る言葉編というタイトルですので、私が受け取った手紙の中で、ある人が私がここへきて間もない頃に贈ってくれた、ひとつの言葉をこれを読んで下さっているみなさんと分かち合いたいとおもいます。なぜならこの言葉は、とても私の支えになっているからです。 それは「留美子さんらしくいれば、それでいいと思いますよ」でした。要するに皆さんに贈る言葉とするならば『あなたらしくいてください。それでいいのですよ。』ということです。 実はその言葉を聞いて、まず私の頭の中には自分の”欠点”ばかりがずらーっと並びました。(苦笑) 一瞬”私はなんて

パースでの暮らし その2-家庭編

前記事でも述べたように、今主人の両親と同居中ですが、よく人は「へぇー〜...最初から...」と言いますが、、実際は強がりでもなんでもなく、最初からこうやって一緒に住まわせてもらっていると、結構便利なこともあるのですよ。でも家自体は離れですし、プライベートもちゃんと保たれています。 たとえば物的に便利な事としてひとつに、もうすでに家財道具などが一式揃っている家に入ったわけですから、それをこの1年半毎日使わせてもらっていると、今度自分達が家を買うときには、家にあると便利な物はなにか、そして電化製品であればどんなメーカーの物を買えばよいのかが分かってきます。 それと、最近両親はキッチンとバスルームをリノベーション(リフォーム)したのですが、こちらオーストラリアでは、たとえば仕上げに入れるタイルだとか、ガスレンジ、皿洗い機、ペンキ、ドアノブなんかは自分が好きな色やデザインの物を直接それぞれの業者へ出向いて購入し、大工に入れて/塗ってもらいます。(器用な人は全て自分でする人もいると思いますが) 自分自身が全面的に参加していくこちらのリノベーション スタイルでは、指示を出す側として自分も事前に知っておかなければいけない事が結構あるみたいなので、今回見ていてとても勉強になりました。(でも日本のやりかたは私は実際に知らないので、同じなのかな?) もし私がここで同じような事を将来することがあれば、そのときはお義母さんに聞こうと思います。 ところで、今日はこのブログを記録として私がこれは!と思った便利な物を少しあげてみます。 主婦なので台所のものが多いです。 1 PYREX社製コンテナ(食べ物保存容器)を大〜小まで多い目に揃える。 2 料理用のバット、ボールを大〜小多い目に揃える。 3 掃除機はコンパクトさや軽さでは選ばない。DYSONかな。(どなたかすでに使っていらっしゃる方がおられましたら、機能は良いか教えていただけるとありがたいです) 4 庭にはハーブ(パセリ、バジル、ローズマリー必須)と唐辛子を栽培する。 あとオーブン、レンジ台、冷蔵庫はなんとなく業務用向きな感じのMiele(確か日本語ではミーレという発音)が見た目のデザイン、大きさともやや大きめで気に入っているのですが、お義母さんはMieleを使っていないため、機能性がいいのかは全く分かりません。どなたか分かる方がいらっしゃ

パースでの暮らし

パースにきて1年半が過ぎました。 そして主人の両親と住んで1年半です。最初は’...大丈夫なんだろうか...’と思いつつ、日本から新しい生活へ飛び込んできました。自分の両親の敷いてくれていたレールから初めて降り立った大きな第一歩でした。 忘れもしません。買い物に出ようと初めて一人で外出を試みた日のこと。 家の前には線路が走っているのですが、パースに着いて間もない頃主人に「町へ行くのにはあの踏切を越えると近道だから」ということを車の中から指差してもらい、聞いて知っていました。 そしてその日「買い物に行ってきます」という私に、お義母さんが「大丈夫?」と一言。 「はい。大丈夫です」と答えた私。 だが実際、一歩門を出ると家の前を線路に沿って左右まっすぐに伸びる道路のどちら方向に歩けばいいのか分からない。’うっっ、もう方向音痴がでてしまっているではないか!やばい。’ ま、でも歩かなきゃ始まらないと思い、とにかく思い立った方へ10分、15分と歩き続けました。’これおかしくない?確か家から踏切までは車でほんの5秒くらいだったはず’ ’ちぇっ!やっぱ逆だったか’と思い、反対方向を歩き出しました。 けれど実際15分も逆を歩いていたものだから、かなりの距離を引き返さないといけませんよね。そうしてやっと家の前に再び到着。今度は前方をしっかりと目で確認しながら、正しい方向へと歩き出しました。 そうして歩いていると『車でたったの5秒』というおぼろげな記憶にこだわり過ぎたのか、’車で5秒が歩くとなに?3分?おかしいでしょう!?’という結果にたどり着き、「お家へ帰ろう!」となってしまいました。 家に舞い戻る(?)とお義母さんは「なに?やっぱり車で行く?」と。「いいえ」’そんな!もっと無謀だって!’と思いながら「踏切がどこなのか忘れてしまいました」と私。’おいおい、最初に聞いて行けよ’とお決まりのね、つっこみ。 お義母さんは「門を出て左をずっと歩いて。踏切はちょっと分かりにくいけどあるから」と。 ’ほっ。これで安心。しかしなぜ3分も歩いて見つからなかったのだろう’と不思議に思いながら、また家を後にしました。 ありました、ありました。あと10秒程歩けばたどり着いたものを、そこで引き返していたのです!というのも最初の逆方向から引き返した分、相当歩いたように錯覚を起こしていたのです。それに何よりも10秒

お城が好き その2

私はご存知の方もいるとおもいますが、大阪生まれの大阪育ち。あのごちゃごちゃ(ガチャガチャ、どっちでもいいか)した所に30年もいたのに、実は人混みが嫌いなんです。 小さな頃から孤独には強いのだけれど、人混みには負けてしまいそうなんです。 私が雄大で静かな自然の中でどっしりと佇むお城を訪れるのが好きなのは、そういう理由がひとつにあると思います。 そうして、時に不気味に”ゴーストタウン”化する現在の住まいパースも本当に気に入っています。 *ゴーストタウンとは、歩けど歩けど人一人見かけない町の様子をいいます では、本題に入ります。 上の写真にあるのは、英国スコットランドの首都エジンバラにそびえたつエジンバラ城。 本題とは言っても、ここへ来る前には何の勉強もせず、ロンドン留学時代に親友のYとスコットランド旅行で何年も前に訪れましたので、はっきり申し上げて歴史的背景を何も知りませんの。ごめんなさい。当時の私は今より頭からっぽだったみたいです。 ただこのスコットランドという国、私の好きな国というかその美ゆえに再び訪れたくなる場所NO.2。(ズッコケないでね。No.1はスイスのチーズで有名なグリューイエル地方です。まるで青空が地上に落っこちたかのように、みっ、み、湖の水が青いです。。なので私は地上のパラダイスと呼んでいます。ちなみにパリ、ベニス、ナポリ、ドイツ古城街道が並んでNO.3。並び過ぎ?) ところで、もしみなさんがいつかエジンバラへ行く機会があり、今までに見たことのないような景色を見たいと思うのなら、ぜひカールトン ヒルから街を望んでみて下さい。『時を刻み忘れた街』という表現があるとすれば、それはこのエジンバラをさすのではないでしょうか?古代ローマに影響され尚かつ色濃くケルト文化を残すこの街の佇まいに”古代”の息遣いを感じずにはいられません。遠くにこの岩の一部のように見えるごつごつとしたお城と時計台も見えます。 ロマンの街エジンバラ。ほんとうにロマンティックです! 私はエジンバラ フェステバル中の夏に訪れました。毎年8月にミリタリー タトゥーを含めたフェスティバルが開かれています。石畳のステキな街が、この時期ばかりはおもちゃ箱をひっくりかえしたかのような賑わいで、ストリート パフォーマーたちも陽気です。バグ パイパー達も民族衣装に身を包み、演奏。彼らの音楽を聞いていると、私

あこがれのひと

私の中のこの人に対するイメージを追求したら、背景にバラが必要でした。 美しく洗練され、知性が全面にでていても、ツンとしたところが全然ないのが魅力的です。 そして何より高級美。 Sunday Roseちゃんを生んでおかあさんになってから、より私好みな感じです。やはり人間きれいに年を重ねたいですね。若いときは格好いい/きれいだったけど....なんて褒め言葉になりません。 そんなことより、私かってはよ子供作らな!急げ!

お城が好き

これはドイツ、フュッセンにあるノイシュヴァンシュタイン城。 これはそのお城を建てた王ルートビッヒ二世と城について書かれた2冊の本です。城の中で購入。 これはマリエン橋から望むノイシュヴァンシュタイン城。芸術をこよなく愛した王の好きな物だけを集めた、わずか102日間だけ住んだという夢のお城です。城の向こうに見える湖は、城中にある王座の間のバルコニーから眺めると王の高い美的感性を確認する事ができます。目の前に広がる外の景色の完璧な美しさにさえこだわったのでしょう。絶景。 もう何年も前に仕事で何度か訪れただけで、実は旅行ではここを訪れた事がありません。毎回ぱぱぱと城の中を見てまわり、中でも私が一番興味をそそられたのは台所でした。台所とはつまり<食>を生み出す、人間にとっては命の綱といえる場所であって、その場へ足を踏み入れると’ここで作られた物が王の口へと運ばれたのか’と思い、ふと、120年以上も前にここにいた王の生命の息吹を感じたのでした。当時の台所としてはかなり進歩的で、今でいうところのシェフ キッチンです。ひろ〜びろとしていて、機能的。そんなに広いのは必要ないですが、あんなスタイルの台所が欲しいと私は今でも思います。 あ〜ぁ、またあのバルコニーからの景色を見たくなりました。

Grace Kelly-Princess Of Monaco(1956-1982)

1929-1982. Born in Philadelphia, USA. Films; Mogambo (1953), The Country Girl (1954), The Swan (1956), etc. 1929生まれ。1982年没。 アメリカ合衆国、フィラデルフィア出身。 モナコ公国レーニエ大公妃 (1956-1982)。 代表作;モガンボ (1953)、喝采 (1954)、白鳥 (1956)、ほか。

気分上々!

昨日買いました。モロッカン ローズのオードトワレとボディバターです。 シャワー後に使用しました。今まで使用したことのあるバラの香りのする他ブランドの製品とは違い、香りがものすごく軽く、グリーン(植物)な香りがします。そして同時にとっても乙女な香り♪ (もう乙女じゃないんですけどね) ボディバターも全然べとつきません。 これは気に入った!おかげで朝までぐっすりと熟睡しました。 全然高級ブランドにはこだわらない私なので、ボディショップ製品は普段よく使っています。アトピー性の敏感肌ですが潤いを与えてくれ、ボディショップは私に合います。 ちなみにこのトレイも他店で買いました。3ドル=180円くらいで安〜〜! 昨日と今日は癒しの日!!

Rita Hayworth

1918-1987. Born in NY, USA. Films; Blood and Sand (1941), Gilda (1946), The Loves of Carmen (1948), etc. 1918年生まれ。 1987年没。 アメリカ合衆国、ニューヨーク出身。 代表作;血と砂(1941年) 、ギルダ(1946年)、カルメン(1948年)、ほか。

真剣です

真剣に台本に目を通すモンロー。 皆さんは、マリリンモンローの映画を観たことはありますか? 演技がとっても上手です。それにこの人が登場するや否や、スクリーンにぱっと華が咲くかのようです。 一流の女優なのに、『七年目の浮気』(スカート、ヒラ〜のやつです)のヒットでセクシーなイメージだけが先走り、生涯そのイメージを払拭できずに悩んだと言われています。 『お熱いのがお好き』や『紳士は金髪がお好き』の演技を観ていると、まるで地なのかと思うほど自然です。当然ながら実際は違ったのですね。 頭の回転のよさ、真面目さ- 本当の自分の全てを演技で隠してしまうのですから、やはり一流です。

Gene Tierney

1920-1991. Born in NY, USA. Films; Laura (1944), Leave Her To Heaven (1945), The Egyptian (1945), Advice and Consent (1961), etc. 1920年生まれ。1991年没。 アメリカ合衆国、ニューヨーク出身。 代表作;ローラ殺人事件 (1944年)、哀愁の湖 (1945年)、エジプト人 (1945年)、野望の系列 (1961年)、ほか。